病院に行くほどではないものの、軽度の肩こりや首こりに悩む人は大変多く、そうした不調が原因で軽い頭痛の症状が出ることもあります。
我慢するよりも解消への対策が先決、すぐに始められるのが自宅でもできる簡単ストレッチです。
肩こりや首こりからの頭痛は何が原因で起きること?
慢性的な肩こりで悩む人が多い中、近年肩こりと同じくらい首こりに悩む人も増えています。
肩こりと首こりが急激に増えた原因は、インターネットの普及も大きく関わっています。
仕事ではパソコンは必需品、1日中パソコンの画面を見て作業をすることも珍しくはありません。
プライベートではスマートフォンが常に身近にあり、自宅だけではなく通勤や通学の電車やバスの中でも、休憩時間やカフェなどどこででも画面を見ている状態です。
スマートフォンやパソコンに熱中するほど、人は同じ姿勢を取り続けることになります。
気が付かないうちに首の後ろや肩の筋肉には、過剰な負担がかかってしまうのが、肩や首のこりにつながる原因です。
同じ姿勢が何時間も続くと肩こりや首こりだけではなく、頭痛にもつながることがあるため早めの対処が必要になります。
うつむいた姿勢や、肩や首の筋肉に長時間負担のかかる状態は、緊張型頭痛の要因となるでしょう。
日々の簡単ストレッチで肩こりや首こりをノックアウト!
もはや現代病といっても過言ではないのが肩こりや首こり、放置すると頭痛にまで発展をすることもあります。
前かがみの姿勢が長く続くことが多いのが現代人の生活、ネットなしでは仕事もプライベートも成り立ちません。
ですが首の後ろ側の筋肉や肩回りの筋肉に長く負担をかけるほど、肩こりや首こりの症状は悪化しがち、ケアしなければ緊張型頭痛になることもあります。
すぐにできるのはストレッチですが、毎日何時間も行う必要はありません。ストレッチが頭痛を招くほどの肩こりや首こりに効果的なのは、凝り固まった筋肉を柔軟にほぐすことができるためです。
健康系の雑誌やネット記事などでも、肩こりや首こりに効果的なストレッチを目にすることがあります。難しそうな印象を持つかもしれませんが、軽く肩をまわす、首をまわすだけでも構いません。
特に緊張型頭痛は長時間の同じ姿勢や悪い姿勢が原因で起きることであり、運動不足や不適切な枕の使用なども要因となります。
筋肉の緊張をほぐして頭痛も感じる肩こりや首こりも改善へ
日々の生活習慣が大きな原因といわれるのが緊張型頭痛、首や肩、背中の筋肉に大きな負担がかかっている状態です。
だから緊張型頭痛に悩む人の多くは、肩こりや首こりにも悩みがちで精神的ストレスにもなります。
うつむきがちな姿勢で頭が前に出ると後ろ側の筋肉に過度な負担がかかるため、首まわりの凝り固まった筋肉をほぐすストレッチをするとよいでしょう。
首の後ろ側のみ意識するより、前側の筋肉と首の横側の筋肉にもアプローチできるストレッチを行います。
肩こりを解消するためには、肩甲骨を柔軟にほぐすストレッチが効果的です。猫背姿勢は肩こりになる大きな原因ですから、姿勢を正すストレッチで肩こりを解消していきましょう。
軽度から重度まで頭痛の状態には個人差がありますが、肩こりや首こりも感じるようならストレッチを試してみてください。
デスクワークで長時間同じ姿勢が続くときには、時々肩や腕を軽くまわす、首を左右に振ってみるのもライトなストレッチになります。
まとめ
パソコンやスマートフォンを日常的に使用する現代人の生活は、便利な反面で肩こりや首こりに頭痛などの不調にも悩まされがちです。
ストレッチの習慣を取り入れて、同じ姿勢を長時間取らないよう注意しましょう。
ストレッチが、肩こりや首こりが原因で起こる頭痛の改善にもつながるでしょう。