時々感じていた肩こりが慢性化してしまうのは珍しくはありません。
軽度だからと放置したことで、頭痛や首の痛みまで生じることもあります。
身体の歪みや習慣化した体に負担のかかる姿勢が原因になっているかもしれません。
肩こりに頭痛や首の痛みがつらい!いったい何が原因?
誰にでも一度は経験があるのが肩こりや頭痛、人によっては首の痛みを感じることもあります。
軽視できないのは肩こりなどの症状は慢性化しやすいため、軽度だとしても頭痛が頻繁に繰り返すなら心配です。
なぜ肩こりや頭痛に首の痛みなどが起こるのか、原因として日頃の姿勢も関係しています。
仕事ではパソコンに長時間向かう、プライベートでは暇さえあればスマホを見ている、現代人によくあることですが、いつの間にか姿勢は猫背です。
本人としては悪い姿勢は楽ですが、肩や腰に首まで負担がかかります。
姿勢の悪さが悪影響なのは、骨盤や背骨にまで歪みが生じたりズレることがあるためです。
身体は常にベストな状態でバランスを取ろうと必死です。でも骨盤や背骨が正常な位置からズレたり歪むと、無理が生じて筋肉は硬くなってしまいます。
本来柔軟な筋肉が硬くなることで、細かい神経や毛細血管を圧迫してしまうのがいけません。
結果として生じるのが肩こりや頭痛に首の痛みといった不調の症状です。
長時間締め付けられるような頭の痛みがあるなら
肩こりだけではなく首の痛みと頭痛まであるなら、それは緊張型頭痛かもしれません。
実は緊張型頭痛は頭痛のおよそ70%を占めるともいわれるほど、片頭痛は慢性的な頭痛ですが、頭痛にはいろんな種類があります。
一般的に多いのは緊張型頭痛であり、実はその原因は肩こりからきている可能性が高いです。
首や肩の筋肉が過度に緊張をすることで起こるのが緊張型頭痛、脳天から頭の後ろにズキズキした痛みを感じ、同時に肩こりのつらさもあります。
別名肩こり頭痛といわれることもあります。
長時間続く頭が締め付けられるような圧迫感の痛みがあり、放置すると慢性化するため予防と対策も必要です。
筋緊張性頭痛は肩こりに首の痛みと頭痛がセットになっていますが、長時間頭を締め付けられる痛みはたまりません。
人間関係や緊張に過労など精神的なストレスで、筋肉が緊張や収縮をするのも原因になります。
予防や解消法として自分でできるのは、入浴やマッサージで筋肉をほぐすのも良い手段、軽い運動習慣をつけるのも健康的な方法です。
肩こりを楽にする方法のひとつは肩甲骨の簡単ストレッチ
本人にしかわからないのも肩こりによる不快感や痛み、前かがみの姿勢が多く筋肉が緊張をすることで、血液の巡りが悪くなりますが、それが根本的な原因です。
1日を通してほとんど座ってできる仕事はあまり身体を動かさないもの、すると筋肉のこわばりはエスカレートするばかり、血行不良に拍車がかかって首の痛みや頭痛にまで発展することがあります。
首の形状や鎖骨なども実は肩こりに関わっているため、肩こりからくる頭痛や首の痛みも含めて、対策を行うならポイントは肩甲骨です。
肩こりの症状を改善するためにも、肩甲骨の動きを良好なものへと変えていくことが大事で、肩こり解消の秘訣でもあります。
自分で自宅でもできる肩甲骨ストレッチを行うのも良い方法、また日頃から正しい姿勢を意識するのも大切です。
まとめ
普段からあまり運動をする機会がなく、デスクワークで1日を通して動かない、首の痛みと肩こりとともに頭痛までいっぺんに症状が現れる、そんなつらい症状には早めの改善対策が必要です。
筋肉をほぐして血行を促進させる、猫背になってもすぐ正すように意識するなど、自分でできる予防策は色々あります。